【 1度目の手術 】
9月5日、17時間30分(am8:00~am1:30)
記事はこちら【 2度目の手術 】
9月15日、4時間(pm22:12~am1:47)
記事はこちら【 3度目の手術 】
9月16日、5時間(am10:10~pm2:30)
記事はこちら【 4度目の手術 】
9月17日、8時間(am8:40~pm16:00)
記事はこちら【 5度目の手術 】
9月28日、5時間(am19:00~am0:00)
記事はこちら【 6度目の手術 】
9月29日、6時間(am19:00~am1:00)
お昼前に病院へお見舞いに行って、夕方に実家に帰ります。
でも、家に着く前に母の携帯が鳴りました。
母は運転しているので私が電話に出ます…
『はい…ニャンポコー宅です』
やっぱり大学病院からでした。
『大量出血があり、造影剤入れての検査をするので、今すぐに病院に来てください
6回目の検査手術なので、今から始めますので早く来てください』と。
母と慌てて、車をUターンします
『どうか手術が無事済みますように』
そう願いながら母と病院に行きます。
私も『バージャー病』の認定の時に『造影剤』を注入してのレントゲン検査があって
覚えてるんだけど…造影剤が体に入ると『熱い+痛い+気持ち悪い』でした
それを父も受けるんだ…
あれってとても疲れるので、父の体力を心配しながら病院に向かいました。
造影剤の結果ですが、
肝臓から出ている血管が下肢に1本ずつあるんだけど、
その1本が破けてて、縫い合わせる事が出来ないので、コイルを入れて
止血。
腸からも破れて出血していました。
手術の前(昼間)のお見舞いの時に父が物凄く縁起の悪い事ばかり
ばかり言っていたので、母も私も少し心が弱くなってしまってます
『おばけが3匹見える』
『祖父や母親、父親が来い来いって言いよるけん、逝くわ』
『お墓参りする』
『外に何かおるけん、行ってみてくるわ』等々
その度に『ニャンポコー2等兵がオバケを追っ払うから』と言うと
父は『お前じゃ、無理や。』
父も3ヶ月ずっと入院したままだから退屈やし、痛いの解るけど弱きにならないで!!
そうかと思うと『お前はバカか』とか色々めいっぱい怒られました。
今まで父に怒られた事は一度もないニャンポコーはお見舞いして心配しているのに
些細な事で怒られて悲しくなりました。
でも父も身動きが取れないから苛々するんだろうなとそう思うと涙が流れます。
もうこれ以上の手術はどこであれ、非常に厳しく出来ない可能性が大きいです。との事。
すい臓の病変の検査の結果を主治医を捕まえて聞いたら…
やっぱり『すい臓ガン』でした。
すい臓ガンは発見された時は『末期ガン』が殆どなので、
私は主治医に『今やってる、手術は延命治療ですか?』と聞いたら
『延命治療ではないけど、それに近いものです』との事。
母も私もその時の顔は今にも泣きそうな顔していたと思います
とーちゃん、入院中めいっぱい話したし、いっぱい怒られたけど…
まだまだ若いんだし、話もまだまだ足りないし、私を怒るのも足りないんじゃない?
だから長生きしてよね
PR